戦争資料館ARCHIVES
なぜ戦争資料館を作ったのか?
古書や古道具の買取現場は、戦争体験された高齢のお客様が多い。
戦場の写真や日記、軍服や勲章、時には家族や愛する人へ宛てたお手紙(遺書)なども出てくる。
「ずっと持っていたけど私も高齢、ずっと持っていられない。でも処分なんて出来ない。あなたが持ってて。」
これが始まりでした。
まだまだこのような日の目を見ない遺品、資料は埋もれている。
時間は…無い!
戦争資料館を作る!
これは古物を扱う旬風堂の使命。
そう心に決めてからは、それに呼応するかのように戦争資料が旬風堂へ集まってきました。
約半年かけて私設戦争資料館を完成させました。
狭い館内ですが、数百点におよぶ資料が館内に展示されています。
もちろんすべて旬風堂の想いに応えて頂いたお客様からの遺品。
中には戦争資料として特級の資料もございます。
戦争を知らない次の世代に、戦争の悲しみ、悲惨さを少しでも伝える事ができたらと思います。
何も語らない英霊たちの遺品や手紙。
ぜひ本当の声を聞き、何かを感じていただければと思います。